楽しみながら身体機能向上や脳の活性化を目的とした企画である、介護施設で行われるレクリエーション。
折り紙や囲碁などの手先を使うもの、カラオケや体操など身体を使うものなど、さまざまな種類のレクリエーションが用意されています。

レクリエーションの講師は外部の人に依頼することもありますが、介護施設のスタッフやボランティアが担当することが一般的です。
介護施設のレクリエーションで役立つ趣味について見てみましょう。

楽器を演奏する趣味は、カラオケや演奏会などのレクリエーションを実施する時に役立ちます。
歌を歌うことで脳の活性化や認知症予防、精神状態の安定などの効果を期待することができるのです。

カラオケの伴奏にCDを使うこともできますが、スタッフの演奏に合わせて歌うと、よりレクリエーション中の雰囲気を盛り上げることができるでしょう。

音楽のほかには、運動に関する趣味も介護施設でのレクリエーションに役立ちます。
身体を動かして楽しむレクリエーションには、自然にチームワークやコミュニケーションが生まれるメリットがあるのです。
ラジオ体操やボールを使う遊び、輪投げやボウリングなどさまざまなレクリエーションがあります。

手で行う芸術的なクリエイティブな活動は認知症予防のための脳への刺激になるため、手芸や工作も介護施設のレクリエーションに役立つ趣味です。

塗り絵やちぎり絵、絵手紙など複数の手先を使って取り組めるレクリエーションがあり、これらの活動を行うことで作品完成への達成感や、利用者それぞれの個性を表現することを楽しめます。